平成１8年　ミニ便り
平成１３年　平成１４年　平成１５年　平成１６年　平成１７年
１月　年始の挨拶 ２月　積もるほど ３月　実るほど ４月　親子の縁ー花祭に想う ５月「行ってきます」「ただいま」 ６月　応援にもルールを ７月　投資と投機　 ８月　相撲道 ９月　防災の日 10月　お寺って誰のもの？ 11月　本当の親を求めて 12月　「信」の熊手	６月　応援にもルールを 合掌　ひと雨ごとに緑が濃くなってきました。皆様お元気のことと存じます。 ◆サッカーワールドカップもいよいよ間近に迫ってきました。青春の一時期サッカー一色の日々を送ってきた私にとっても熱くならざるをえません。聞くところに依ると日本選手も梅干、納豆、キムチを、『三種の神器』と称して携行するとのことです。『神器』パワーを発揮して最高の状態で大いに活躍してもらいたいものです。 ◆さてそんな中、気になる記事を見ました。お隣韓国は初戦アフリカのトーゴとあたるのですが、そのトーゴがブードゥー教を応援の秘密兵器として持ち出し、ブードゥー教シャーマンは「サッカーチームの勝利のため呪術を準備している。トーゴが勝利する」と豪語しているそうです。 ◆本来のブードゥー教が如何なるものか勉強不足で知りませんが、いずれにしてもサッカーチーム勝利の為に呪術に悪用するのはルール違反です。「レッドカード」即、退場ものです。真言の祈りが亡国を招くように、ブードゥー教を独裁の具としたハイチの元フランソワ・デュバリエ大統領一家も民衆蜂起で惨めな最後を迎えました。 ◆観戦を暴動の場と化すフーリガンは論外ですが、自国エゴの偏狭な応援に陥ることなく、国籍を問わず選手達の最高のプレイや歴史に残るような感動的な試合を観たいものです。