平成１8年　ミニ便り
平成１３年　平成１４年　平成１５年　平成１６年　平成１７年
１月　年始の挨拶 ２月　積もるほど ３月　実るほど ４月　親子の縁ー花祭に想う ５月「行ってきます」「ただいま」 ６月　応援にもルールを　 ７月　投資と投機 ８月　相撲道　 ９月　防災の日 10月　お寺って誰のもの？ 11月　本当の親を求めて 12月　「信」の熊手	２月　積もるほど 合掌 ついこの間お正月を迎えたばっかりなのに、もう二月の案内となりました。皆様いかがお過ごしですか。 今年は例年になく寒気も厳しいせいか、それとも年齢のせいか、寒さがことさら骨身に凍みます。荒行堂では水行に励んでいる人がいるというのに暖衣飽食の我が身がふがいない思いです。おまけに身延に行って風邪まで引いてしまいました。皆様くれぐれもお身体に気を付けて下さい。 北陸や東北各地で記録的な豪雪による被害が起きています。積雪による家の倒壊や除雪作業中屋根から落ちて多くの方が亡くなっています。過疎化で若い人が少ないことや除排雪の捨て場の確保・掛かる費用の捻出など雪国の人達は改めて大変だなと思います。謹んでお見舞申し上げます。 さて場違いかも知れませんがその被害をもたらした雪に因んで最近の世相を鑑み作りました。 　積もるほど　道を失う　雪と欲 元ネタは友人の寺報で小生が五七五でまとめたものです。 『時代の寵児』ともてはやされた人も考えてみればシステムや法の不備を突くという路肩すれすれの走行でした。『事業欲』が積もって道が見えなくなりハンドル操作を誤り崖から転落したのでしょうか。 最初は見えていたはずの『道』も知らず知らず積もってくる雪で見えなくなります。心の除雪作業に励みましょう。