平成１３年 平成１４年 平成１５年 平成１６年 平成１７年３月「つらいよ常例」
４月 日蓮聖人と桜
５月 千羽鶴の「還帰本土」
６月 三歩一拝
７月 共に過ごした時間
８月 人体自然発火
９月 『久遠の本仏と守護神 』
１０月 「お婆さん仮説」
１１月 転職から天職へ
１２月 危機管理
合掌 日脚も短くなり、秋の深まりを感じます。いかがお過ごしでしょうか。
さて最近「フリーター」という定職に就かずパートやアルバイトで生活する若者が増えているようです。全国でナント四百二十万人もいるそうです。
一口にフリーターといってもその動機は様々で長引く不況の求人難で、いずれは正社員にという『やむを得ず型』
自分にあった仕事を見つけるまでの『自分捜し型』
やりたいことを達成する為の『夢追求型』
社会への適応をためらう『なんとなく型』いろいろあるようです。
自分の「身の丈」にあった仕事を見つけるのは難しいものです。いずれにしても当面の生活費捻出の為、給与や勤務時間などの条件ばかりで仕事を選ぶことになるわけです。
仕事を選ぶのにそれだけではあまりにも寂しい気がします。いや今の時代仕事に就けるだけでも有り難いと思わなければいけないですよ、と言われるかも知れません。しかしそれでもなおかつ言いたいのです。
仕事を選ぶ前提として先ず『志』を持つことです。それを叶えられる為の就職活動で四苦八苦してもらいたいのです。今では死語となりましたが、その努力の果てに『天職』という言葉に行き着くのではないでしょうか。
職業とは単なる金銭を得る為の手段でなく、社会という場で自己実現する目的であるべきだからです。