平成１３年 平成１４年 平成１５年 平成１６年 平成１７年３月「つらいよ常例」
４月 日蓮聖人と桜
５月 千羽鶴の「還帰本土」
６月 三歩一拝
７月 共に過ごした時間
８月 人体自然発火
９月 『久遠の本仏と守護神 』
１０月 「お婆さん仮説」
１１月 転職から天職へ
１２月 危機管理
合掌 緑も濃くなり汗ばむ季節となりました。皆様お元気のことと存じます。
さて私は毎朝インターネットで各新聞社の社説やコラムを読んでいますが、今回は韓国の新聞『中央日報』の記事を紹介したいと思います。韓国の仏教の修行法に「三歩一拝」というのがあるそうです。
文字通り三歩歩いて一回礼拝するわけです。何故三歩かというと仏教の根本煩悩「三毒」に由来するそうです。私達の身心の毒である貪（むさぼり）瞋（いかり）痴（おろか）の三つの煩悩の消滅を祈りながら 目的の場所まで繰り返して行うのです。
それはただ単に特定の仏教寺院だけではなくダム建設反対などの環境運動でも行われるそうです。単なる物質的欲望を肥大化させる為の開発欲を三歩進むごとに捨て、傷ついた自然に謝り敬意を表し、一回拝礼して進んでいくのです。
現代ではこういう姿勢が必要なのは、環境運動だけではありません。株の投資家も、政治家も、利益団体も、貪り・怒り・愚かさを反省しなければなりません。（身毒戒新バージョン）
身の毒は 食べ過ぎ飲み過ぎ求めすぎ 小欲知足で「在る」を楽しめ
身の毒は カッカ、イライラ、コンチキショー ニコニコ笑って「今」を 楽しめ
身の毒は 取り越し苦労と過去の愚痴 みほとけに任せて「今」を楽しめ