平成１３年 平成１４年 平成１５年 平成１６年 平成１７年３月「つらいよ常例」
４月 日蓮聖人と桜
５月 千羽鶴の「還帰本土」
６月 三歩一拝
７月 共に過ごした時間
８月 人体自然発火
９月 『久遠の本仏と守護神 』
１０月 「お婆さん仮説」
１１月 転職から天職へ
１２月 危機管理
合掌 爽秋の候、皆様いかがお過ごしですか。北朝鮮の万景峰号の入港、自民党総裁選、またイラクでのテロの勃発と物情騒然としておりますが、早いもので九月の道場便りとなりました。
さて今月の十五日の懺悔の日は神様への不敬をお詫びする供養を行います。私達の先祖や過去世来の諸々の神様へ行った失礼なことや冒涜な行いについて懺悔します。
また法華経の信仰に入りお題目を唱えるまで様々な神々を信仰していたはずです。そのような神々にあらためて法華経の素晴らしさを伝えることも大事なことです。なぜなら法華経は神々の本来の役割を自覚せしめ、神々も救われ成仏出来るお経だからです。
そこで今回テキストを同封致しました。もう四十年以上前に発行された『七面大明神縁起』という本に掲載された文章です。著者は立正大学教授 執行海秀先生で恩師日高上人が学生時代から本尊について指導を受けた方です。
題して『久遠の本仏と守護神』。今回の恰好のテキストなので、参加される方も参加できない方も是非読んでいただきたいと思います。少し難しく長いかも知れませんが、他宗の本尊との違いや法華経における守護神の位置など大事な教えがよくまとまっています。読書の秋です。私達の信仰が仏祖の意に叶うようがんばって読んで下さい。