平成１４年　ミニ便り
平成１３年　平成１４年　平成１５年　平成１６年　平成１７年
２月　人生最高のラブレター ３月　釈迦牟尼佛の衣におおわれる ４月　父母の年は知らざるべからず ５月　神々の成仏 ６月　「放生会の意義」 ７月　龍神ネットワークの中で ８月　罪 障 の 自 覚 ９月　『十王讃嘆鈔』に学ぶ １０月　祖父母の導き １１月　富士山巡り １２月　高円宮様を偲んで	龍神ネットワークの中で 合掌　梅雨の候皆様お変り無くお過ごしのことと存じます。 　さて、先日身延の法明坊の改修落慶式に参加しました。久遠寺裏から奥の院・思親閣に至る途中にある坊で、通称「水屋」と言い日朗上人が、日蓮聖人にお水を献上した所に由来する井戸があります。 　昔は栄えていたようですがロープーウェイが出来てからすっかりさびれてしまいました。そこを友人の井桁上人が地元の青年たちの協力を得ながら見事に復興させたのです。 　ことの起こりは井桁上人の御信者さんに顕われた龍神さんからでした。いわば竜神を中心とする神々のネットワークによって井桁上人をはじめ様々な人々が動かされ、そしてそれぞれの役割を演じさせられて完成した仏事でした。家内も水晶を井戸に奉納しました。 　その落慶法要に先立ち不思議な体験をしました。身延の釈迦牟尼堂朝勤の折、堂内のお経のあと本妙庵、墓地、山の神と巡経し、日天子に回向しようとフト東の空を見あげたとき一瞬竜巻かと思いましたが天空を縦に黒いものが引き裂いていました。 　お経を上げている中にその形がはっきりしてきました。胴体には鱗がありそしてナント、口には宝珠がくわえられているではありませんか。太陽を宝珠としてレイアウトした竜神ではありませんか。その太陽が四方八方に放つ黄金の矢が竜神の髭のようでした。 　日天子と竜神のダイナミックな協演に感動の朝でした。後で昔、身延で黒龍と白龍が戦って黒龍が勝ったと聞いてまたビックリ。