０９８

日蓮聖人　大漫荼羅　０９８

顯示年月日	弘安三年太才庚辰九月三日
御讃文	佛滅度後二千二百三十余年之間一閻浮提之内未曾有大漫荼羅也
御授與	俗日目　授与之
先聖添書	富士上方上野弥三郎重滿与之　日興　　　　　　正和元年出家三郎左近入道也
幅　　尺	丈一尺五寸五分(四七・○センチ) 幅一尺○寸四分(三一・五センチ)　〔一紙〕
通　　稱
現在寶藏	京都市中京區寺ノ内大宮　妙蓮寺
(備　　考)	左下隅の添書も日興聖人の筆蹟であろうが、損傷しているために確讃し難い。尚、興尊の「本尊分與帳」に左の記事を存する。(「宗學全書興尊全集」一一七頁) 一、富士上野弥三郎重光ハ者、日興ノ弟子也。仍テ申二與フ之一ヲ。上野殿ノ家人也。「南條大行譲状」(「富士宗學要集史料類聚」四三頁)・「藤原某奉裁許状」(同書四六頁)往見

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