日蓮聖人聖教中、最高峰に位置する真蹟御遺文。十七紙の表・裏に書かれ、延べ三十四 紙、千葉中山法華経寺の聖教殿に格護。佐渡配流第三年目の文永１０年（1273）４月２５日 、一谷の配所にて著述、御年５２歳。 日蓮聖人御自身「当身の大事」と云われ直接には富木常忍でありますが、全日蓮門下に与 えられたもので、日蓮聖人聖教の心髄に触れたかったら、まず手にすることです。そして日 蓮聖人聖教の真髄を究めたかったら、じっくり学ぶことです。 願わくば先入観を排し｢無二の志｣を持って、授与された富木さんの気持ちになって、コピー 版ではありますが、まず原文（漢文）一字一字を拝し、それから行数字数を同じにした活字 版を参照し、次に送りがな返り点版、そして読み下し分…と、性急に意味を分かろうとせず、 聖人の筆跡をなぞる気持で『観心本尊抄御副状』と共に繰り返し拝読して下さい。 伝と傳の混在や外字など原文に忠実に作成したつもりです。信仰も生涯学習、大いにチャ レンジして下さい。       　　　　　　　　　合掌
		しばらくサボってしまいましたが順次更新します。<(_ _)>
更新録	（校正も含め修学しやすく更新の予定。時折御覧下さい）
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