日蓮聖人 大漫荼羅 092

顯示年月日 弘安三年太才庚辰五月八日
御 讃 文 佛滅度後二千二百二十余年之間一閻浮提之内未曾有大漫荼羅也
御 授 與 沙門日華授与之
先聖 添書 大本門寺重寶也
     甲斐國蓮華寺住僧寂日房者 依爲日興第一弟子所申与之如件(     以上日興聖人添書)
幅   尺 丈三尺一寸四分(九五・一センチ)
幅一尺九寸四分(五八・八センチ) 〔三枚繼〕
通  稱
現在 寶藏 京都市中京區寺町通御池下ル 本能寺
(備  考) @ 日興聖人の「本尊分興帳」に左の記事を存する。(「宗學全書興尊全集」一一二頁)
一、甲斐國蓮華寺ノ住僧寂日房ハ者、依レテ爲二ルニ日興第一ノ弟子一所二申與一フル如レシ件ノ。
A「日仙上人譲状」(「富士宗學要集史料類聚」一七五頁)の文中に左の文言を存する。
故坊主寂日坊□大聖人御自筆をば敵(嫡)弟□□日仙相傳仕りて候を、弟子曾根の大貳阿闍梨日壽に□□□いて候
尚、第一〇七註記往見
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