０６５

日蓮聖人　大漫荼羅　０６５

顯示年月日	弘安二年太才己卯七月
御讃文	佛滅度後二千二百三十余年之　間一閻浮提之内未曾有　大漫荼羅也若於一劫中常懐不善心作色而罵佛獲無量重罪其有讀誦持是法花經者須臾加悪言其罪復過彼有人求仏道而於一劫中合掌在我前以無數偈讃由是讃仏故得無量功徳歎美持經者其福復過彼若悩乱者頭破七分有供養者福過十号讃者積福於安明謗者開罪於無間
御授與	沙門日法　授与之
先聖添書
幅　　尺	丈三尺四寸五分(一〇四・五センチ) 幅一尺八寸○分(五四・五センチ)　〔三枚繼〕
通　　稱
現在寶藏	沼津市岡宮　光長寺
(備　　考)	①梵字の起筆の部分が、弘安二年四月八日の御本尊(本集第六二)から變貌を示され、當大漫荼羅に到って其の頭部が完全なる寶珠型となり、以後弘安五年に及んている。 ②０５７註記及び１０５註記参照

前へ　　次へ