法華経科段

法華経の構成（科段）

古来法華経を理解する上で様々な段落が設けられました。教えの内容、説かれた場所や儀相などからです。
日蓮聖人の法華経観も取り入れて表にしてみました。
細かい段落は伝統的には天台大師が序・正・流通と全体から各部分へ科段を設定したものが用いられていますが、
余りにも精微を究めている為、今日では解りづらいのではないかと思い『体系的法華経概観』中川日史著を参考に作成しました。
順次作成された分をクリックして御覧下さい。注の字の上にポインターをあてると注釈が出ます。

法華三部経

妙　法　蓮　華　経

無量義経

部

一

八

七

六

五

四

三

二

一

巻

仏
説

観
普
賢

菩
薩

行
法
経

普
賢
菩
薩

勧
発
品
第
二
十
八

妙
荘
厳
王

本
事
品
第
二
十
七

陀

羅

尼
品
第
二
十
六

観
世
音
菩
薩
普
門
品
第
二
十
五

妙

音

菩
薩
品

第
二
十
四

薬
王
菩
薩
本
事
品

第
二
十
三

嘱

累

品

第
二
十
二

如
来

神
力

品

第
二
十
一

常
不
軽

菩
薩
品

第
二
十

法

師

功
徳
品

第
十
九

随

喜

功
徳
品

第
十
八

分

別

功
徳
品

第
十
七

如
来

寿

量
品

第
十
六

従

地

涌
出
品

第
十
五

安

楽

行

品

第
十
四

勧

持

品

第
十
三

提

婆

達
多
品

第
十
二

見

宝

塔

品

第
十
一

法

師

品

第

十

授
学
無
学
人
記
品

第

九

五
百
弟
子
受
記
品

第

八

化

城

喩

品

第

七

授

記

品

第

六

薬

草

喩

品

第

五

信

解

品

第

四

譬

喩

品

第

三

方

便

品

第

二

序

品

第

一

十

功

徳

品

第

三

説

法

品

第

二

徳

行

品

第

一

品

流
通
分

・

正
宗
分

序

分

日
蓮
聖
人

一
経
三
段

流
通
分

・

正
宗
分

序

分

天
台
大
師

流
通
分

・

正
宗
分

序

分

流
通
分

正
宗
分

序

分

日
蓮
聖
人

十
巻
六
段

流
通
分

・

正
宗
分

序

分

流
通
分

正
宗
分

序

分

天
台
大
師

二
門
六
段

本

門

迹

門

本
迹
二
門

後
霊
山
会

虚
空
会

・

前
霊
山
会

二
処
三
会

後
霊
山
会

本門八品

空
中
会

前
霊
山
会

虚
空
会

竟

顕

起

日
蓮
聖
人

起
顕
竟